2017年01月14日

胃腸炎に効く市販の胃薬を選ぶ際の注意点

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胃腸の調子が悪いとき、薬局やドラッグストアで買える市販の胃薬には、たくさんの種類があります。胃の調子が悪い場合に多いのは、胸やけがするなどの症状が出る胃酸過多タイプと胃腸の消化機能が低下していて食欲がないような消化不良タイプです。そして胃酸過多の場合には制酸薬、H2ブロッカー、消化不良の場合には健胃薬、消化薬などが効くとされています。これらの胃薬を使用するときにまず気をつけなくてはならないのは、飲み方や飲んではいけない人の条件などの注意事項をきちんと把握しておくということです。また、急性の胃腸炎の場合は、鎮痛薬を飲んで症状を緩和した上で病院へ行くのが普通ですが、慢性の場合は市販薬だけに頼ろうとする人も多いので、そんなときは特にその薬が常用や長期使用を禁止していないかを確かめてから飲むようにするべきでしょう。

また、一般用医薬品だからといって気軽に選ぶのではなく、できれば市販薬を買うときは薬剤師に自分の症状をしっかりと伝えてプロの意見を聞いた上で、適したものを購入することをお勧めします。そして、薬を飲んでもあまり効果が現れない場合は、一度医療機関へ行って、医師のアドバイスを聞いたり、必要がある場合は検査を受けるようにした方が良いでしょう。一番大切なことは、現在の胃腸炎がどんな原因で起こっているのかということと、病院での治療を受けなくて良いのかということをしっかりと把握しておくことです。自分で買った薬に安易に頼るのではなく、現在の症状や胃腸病に本当に適した薬や治療法を探すことが重要となります。

また、胃腸炎が病院での治療を必要としない程度のものであっても、規則正しい生活をしたり、バランスの取れた食生活を心掛けるなど、全身の健康に良いような生活習慣を実践することは、胃腸の健康にとっても大切なことです。

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